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業務分析
1.業務分析の進め方
1)業務の分類
洗い出す内容は、単位業務(大分類)、課業(中分類)、要素作業(小分類)の3種類に 分類します。
 ○単位業務 ・・・1人分の労働力、仕事の大きなまとまり
 ○課業・・・・・一定の目的をもつまとまりのある仕事、作業をまとめる業務
 ○要素作業 ・・・課業を構成する個々の仕事、具体的な作業
2)業務の洗い出し方法

仕事の流れを漏れなく明確化するために「IDEF0」を活用します。
IDEF0とは、1970年代初期に米国空軍のICAMプロジェクトで業務系の合意形成手段 として発表された手法です。ICAMプロジェクトは航空機等の空軍使用機材の構造にコンピューターを活用して効率化することを目指したものです。(Integration Definition for Function Modelingの略)

3)IDEF0の特徴

IDEF0は、使用する記号が矢印(→)と四角(□)のみで一度聞けば誰もが理解できる 簡単な手法です。コンピューターでよく使われるフローチャートと似ているところも ありますが、フローチャートでは多様な図形・矢印で手法を覚えるだけで大変です。IDEF0は簡単にもかかわらず、「もの」だけの流れだけでなく、人や制約要因も表すことができます。

2.業務のレベル分析
1)業務レベルの評価項目
評価項目は、「習熟」「知識・技術」「技能」の3つの観点から見ます。
 ○習熟  ・・・業務(技術)に必要とされる経験年数、習熟度
 ○知識技術・・・業務(技術)に必要とされる形式知(目に見える知識)、技術の高さ
 ○技能  ・・・業務(技術)に必要とされる暗黙知(目に見えない知識)、腕や勘
 ※形式知と暗黙知は一般的に知識に分類されるがここでは分けて考える。
2)習熟の点数
3点・・・その業務を毎日やっても半年では習得できない
2点・・・その業務を毎日やれば2週間〜半年以内で習得できる
1点・・・その業務を毎日やれば2週間以内で習得できる
3)知識技術の点数
3点・・・その業務に対し、非常に高度な知識・技術を必要とし専門的である
2点・・・その業務に対し、比較的高度な知識・技術を必要とする
1点・・・その業務に対し、高度な知識・技術は必要としない
4)技能の点数
3点・・・その業務に対し、非常に高度な技能を必要とし限られた人しかできない
2点・・・その業務に対し、比較的高度な技能を必要とする
1点・・・その業務に対し、高度な技能は必要とされない
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