3.評価ウエイト
1)評価ウエイトによる合計点
評価項目は、「習熟」「知識・技術」「技能」の3つの観点から見ますが、目的により各項目にウエイトを掛けます。そして、合計点や制約条件により優先度をつけ活用します。
2)適正人員への活用
習熟・・・・・ウエイト8
知識技術・・・ウエイト1
技能・・・・・ウエイト1
合計を5段階に分類し現在の人員をあてはめ適正人員に活用
3)業務改善への活用
習熟 ・・・ウエイト4
知識技術・・・ウエイト2
技能 ・・・ウエイト4
合計の高いものを低くするための業務改善に活用
3)技術技能伝承への活用
4.段階の区分
適正人員
レベル5: | 習得にかなりの期間を要し、限られた社員のみしか遂行できず、さらに会社の要となる業務 |
4: | 習得に期間を要し、限られた社員のみ遂行できる業務 |
3: | 入社間もない社員には任せることができないが、ある程度の経験を積めば できる業務 |
2: | 比較的短期に習得でき、ほとんどの社員ができる業務 |
1: | 短期に習得可能かつ誰でもできる業務 |
業務改善
レベル5: | 非常に高度な専門的知識・技能を必要とし、早急に業務改善をする必要がある |
4: | 高度な専門的知識・技能を必要とし、早急に業務改善をする必要がある |
3: | ある程度の専門的知識・技能を必要とし、業務改善をする必要がある |
2: | ある程度の専門的知識・技能を必要とするが、業務改善が終わっている |
1: | 専門的知識・技能を必要とせず、業務改善をする必要がない |
技術技能伝承
レベル5: | 技能伝承にかなりの期間を要し、失われたら二度と取り戻せず、代替不能な技能または、企業の特徴となる最重要な技能 |
4: | 技能伝承に長期間を要し、企業として失いたくない技能 |
3: | 技能伝承にある程度の期間を要し、できれば失いたくない技能 |
2: | 技能伝承に期間は要せず、OJT等で容易に伝承可能な技能 |
1: | 技能伝承を必要とせず、短期に習得可能かつ代替も可能な技能 |